Google マイビジネスでやってはいけないこと

基礎知識
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Google マイビジネスの情報がマップから削除・アカウントが停止!

Google マイビジネスをうまく活用すれば、店舗への集客増などさまざまな恩恵を受けることができますが、Google マイビジネスのガイドラインに違反することをしてしまうと、最悪の場合はアカウントを停止、またはビジネス情報がGoogle マップから削除・アカウントが停止されてしまう「やってはいけないこと」があることをご存知でしょうか?

これはGoogle マイビジネスのヘルプに明記されています。

Google は、上記のガイドラインに違反した個人または事業体による Google マイビジネス、その他の Google サービスへのアクセスを停止する権限を有します。また、違法行為に対しては、法的措置を取る場合があります。

引用元: Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン

このガイドラインでは以下6つの項目いずれかに該当するものは公開できない、とされています。

  1. ユーザーの誤解を招く恐れがある
  2. 質が低い、関連性がない、または閲覧の妨げとなる。
  3. 特別キャンペーン、特別料金、特典などを過度に強調する
  4. リンクを含むコンテンツ
  5. 不快または不適切なコンテンツ
  6. 禁止されているコンテンツ

これらのことを踏まえ、やってしまうとガイドラインの違反となり、最悪の場合Google マイビジネスから削除・停止されてしまうことを具体的に説明します。

店舗名にキーワードをいれる

SEOにおいては、タイトルが重要視されキーワードを詰め込むことが推奨されていた時代がありました。しかし現在は検索アルゴリズム最適化され、キーワードを詰め込むことはSEO的に意味がありません。

Google マイビジネスでも店舗名にその実際の名称以外にもキーワードを入れてしまうパターンがあります。

【例】

  • <駅から3分>〇〇レストラン
  • 〇〇〇エステ | 業界最安値
  • ボクシングジム〇〇〇 - 1ヶ月で5kg減

ユーザーに店舗へ来店してもらうためなどの目的でこのようなことを行うことは事業者目線ではわかるところではありますが、ユーザーからすると店舗名に関係のない情報が入っていると誤解や混乱の元になってしまいます。

そのため、店舗名に余計なキーワードを含めることはGoogle マイビジネスのガイドライン違反となる可能性があるので、正しい名称を入力するようにしましょう。

過剰な宣伝行為を行う

これはガイドラインにも明記されていますが、ビジネス情報内において、「すべて50%引き!」「人気のベーグルを 5 ドルで販売」などのフレーズを使ってはいけない、とあります。ただ明確に「使ってはいけないNGワード」があるわけではありません。

そのため明確にどういう書き方・訴求がGoogle マイビジネスのガイドライン違反となるかは難しいところですが、注意しておいたほうがよいでしょう。

不快または不適切なコンテンツを掲載する


通常、自身のGoogle マイビジネス上において、不快・不適切なコンテンツを掲載することは考えにくいですが、こちらも明確にガイドラインで禁止されています。

例えば以下のようなコンテンツがガイドライン違反の対象になっています。

  • 嫌がらせ、いじめ、差別
  • 性的な内容、侮辱的な言葉
  • 危険または違法な商品やサービス

こういったことを行うことは普通考えられにくいものですが、たとえば自身の飲食店を宣伝するために、競合店舗を事実に基づかず貶める内容を掲載することはこのガイドラインに違反する可能性があります。

まとめ

Google マイビジネスは店舗への集客をネット上で簡単にできる素晴らしいツールですが、そのためにガイドラインに禁止されている行為を行うことは逆効果になりかねません。

目先のことにとらわれず、長期的な目線でしっかりとGoogle マイビジネスに向き合って対応していくことが重要です。