不動産領域におけるGoogleマイビジネスの有効性

Google マイビジネス
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不動産業界においても、Googleマイビジネス(以下、GMB)の活用に関する質問が増えてきています。

日本最大級の不動産ポータルサイト「LIFULL HOME‘S」を運営する(株)LIFULL(ライフル)の子会社で不動産領域に特化したWEB広告代理店の(株)LIFULL Marketing Partners 斉藤氏に 不動産業界におけるGMBについて解説してもらいます。

昨年の新型コロナにおける影響は、不動産業界にも多くの変化をもらさせており、その一つがオンライン化の促進です。

消費者の行動パターンも変化しており、エンドユーザーはこれまでよりも事前に情報を調べてから 問い合わせや来店をすることが増えました。

  • この会社はオンラインでのコミュニケーションは可能か?
  • 求めている物件はありそうか?など

今まで 以上に、WEB上での会社情報の開示が重要になってきています。

そのような背景もあり、会社、店舗情報をPRすることができるGoogleマイビジネスの活用が進んでいます。

これまで、全国の不動産会社様に向けて導入、活用支援をさせていただいた知見をもとに、不動産業界におけるGMBの有効性と活用法をお話していきたいと思います。

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①Googleマイビジネスの不動産業界における有効性について

Googleマイビジネスは無料で開始することができ、会社や店舗のPRがつなげることができます。

具体的な【有効性】は下記の4点です。

  • 会社や店舗、展示場などの基本情報(住所、営業時間等)が載せることができ、写真や動画などで店舗イメージをPRすることができる
  • 投稿機能で週末のイベントや来店特典などを告知でき、集客活用もできる
  • Googleの検索結果でも表示面積は大きく、「指名検索」や「エリア×事業内容」などの検索においても表示されやすく顕在層の獲得に活用できる
  • Googleマイビジネスの管理画面より閲覧数なども分析できるため、効果的な写真や投稿などもリアルタイムで把握でき、改善に活かせる。

不動産業界における活用シーンとしては 会社、店舗、住宅展示場などの情報登録が挙げられます。

昨年の緊急事態宣言後、不動産業界の集客マーケティングもこれまでの 「対面営業」 を軸とした集客から、来店・来場前の企業のブランディングやオンラインでの顧客醸成がポイントとなってきています。

Googleマイビジネスは、来店・来場直前のタッチポイントしてインパクトが大きいため、不動産会社様にとって欠かせない施策となりつつあると感じています。

一方、不動産業者においては、

  • オーナー権限を取得できていない。
  • 一部の店舗での自主的な活用しか進んでいない。

といった企業が大半です。

不動産業種においては、登録情報や開示情報をコントロールし、掲載を行っていくことは企業ブランディングにもつながり非常に重要です。

弊社のお客様の不動産会社様においてもGoogleマイビジネスを活用することで大きな成果につながっています。

掲載情報の整理や整っていない基本情報(住所、営業時間、PR文など)・登録写真を魅力的なものに切り替えることでGoogleマイビジネスの合計表示回数は300%超えの伸びとなっております。

また、Googleマイビジネス閲覧後の合計反応数(電話やサイトアクセス数)は180%超えの伸びなど、大きな改善につながっています。

前述のとおり現状はまだ取り組みがスタートできていない企業が多いため、取り組みができていれば、選ばれる可能性が高くなります。

Googleマイビジネスは先行優位性が高いサービスのため、まだ取り組めていない企業様は早期にお取り組みを検討いただくことをオススメします。

②不動産におけるGMB活用法②不動産におけるGMB活用法

続いて、不動産領域におけるGMB活用法についてお話していきます。

GMB活用のステップを下記の3ステップになります。
※一気に進めていただいても構いません。

  1. オーナー権限の獲得(自社のGMBを管理できる状態にする)
  2. 基本情報を登録(店舗名、所在地、営業時間、問い合わせURL、写真)
  3. プラスαの情報を登録(商品欄の活用、投稿機能の活用)

※ステップ1については、過去のライクルGMBブログをご参照ください。
Googleマイビジネスのオーナー登録とは?オーナー登録の方法と重要性について

ここでは、ステップ2と3の「基本情報として登録できるもの」と「プラスαの情報登録」に
ついてご説明していきます。

Googleマイビジネスの基本情報の登録

基本情報として登録できるものは、下記になります。

  • 会社名(店舗名)
  • 住所
  • 電話番号
  • ホームページURL
  • 業種
  • 営業時間
  • ビジネス情報(全角750文字以内、URLなどの記載は不可あくまで説明文)
  • ロゴ写真
  • カバー写真、その他写真25点(動画でも可能)
    ※業種での異なりやGoogle仕様変更により変わることがございます。

プラスαの情報登録

写真、動画の掲載例

  • 外観、店内写真(店舗毎での雰囲気を伝達していく)
  • スタッフ写真の活用
  • 住宅展示場の写真(モデルハウス中心に商品魅力も同時にPRする、昼と夜の写真など)
  • オンライン商談が可能な場合 伝える画像
  • 店舗までの案内動画(2倍速で案内などで、自社誘導を効率的に図る)
  • ブランディング動画(自社のPR動画などがあれば 載せてみる事で他店との差別化へ)

商品欄の有効活用

賃貸仲介事業者の場合

  • 物件をセグメント別で自社ページへの誘導(駅徒歩5分以内物件、ペット可物件等)
  • オンライン内見サービスへの誘導(手順掲載のLPへ誘導)

戸建、注文住宅事業者の場合

  • 自社の商品(商品カタログ)の紹介ページの誘導
  • 施工事例ページへの誘導
  • 分譲中物件一覧ページへの誘導

リノベーション、リフォーム事業者の場合

  • リノベーション事例ページへの誘導
  • リフォーム事例ページへの誘導

商品欄を活用することで Googleマイビジネス内では伝えきれない情報を整理して自社ホームページへ誘導することで会社理解を進めていけると思います。

投稿機能の活用

現地開催のイベントや新規物件などをGoogleマイビジネス上でPRすることができます。

写真(画像)、説明文、問い合わせURLの3点があれば即時で登録することができるため、有効活用していくと良いと思います。

その他

最近ではオンラインコミュニケーションが可能であれば、そのPR、そして感染症対策としてアクリル板やアルコールの設置などを店内写真も掲載することで安心した来店をエンドユーザーはできるため、
混雑した過去の店内写真から、現在の需要にあわせた素材に切り替えることもおすすめします。

Googleマイビジネス自体は無料で活用できる為、これからの活用が増えてくると思います。

自社でしっかりと対応することで、不動産における集客の1つの大きなチャネルになりますので是非、活用を進めてみてください。

Googleマイビジネスに取り組むにあたっての注意点について

またGoogleマイビジネスは以下2点をを注意することが必要です。

・第三者からのクチコミ記載が可能であり客観的評価が記載してもらえる反面
 コントロールができない為、店舗評価が著しく悪い場合は印象も悪くなります。
 クチコミへの返信や、ポジティブなクチコミを増やせるよう取り組んでいくことが必要です。

・店舗情報(定休日や営業時間等)の上書きが第三者によって行われる場合があり
 表示情報について定期確認の必要があります。
 多店舗の場合は、ライクルGMBのような店舗情報を一括管理するサービスを検討しましょう。

執筆者 プロフィール

斉藤秀典
株式会社LIFULL Marketing Partners 事業開発部 部長
2009年 LIFULL(旧社名ネクスト)入社。不動産サイト LIFULL HOME'Sの営業・マネージャーとして
主に分譲マンション 戸建領域を担当。2015年よりLIFULL Marketing Partnersへジョイン。
広告代理事業と海外投資家向けイベントやM&Aサービスなど新規事業に取り組み、
現在は同社にて新規サービス開発に従事。
不動産領域のGMB支援において、SO Technologies社と協業して支援を進める


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