Google マイビジネスで「属性」を設定しよう

Google マイビジネスには自身のビジネスの営業時間や住所だけでなく、「属性」を設定できることをご存知でしょうか。

Google マイビジネスの「属性」とは、例えば店舗におけるWi-Fi利用可否やテラス席の有無、バリアフリーの対応状況、テイクアウト可否など、事実に基づく情報になります。もちろんですが、人気があるかどうかなど、主観的な情報は設定することはできません。　

Google マイビジネスの「属性」一覧

以下のリストはあるビジネスカテゴリにおける一部であり、すべての属性を網羅しているわけではありません。「属性」は設定しているビジネスカテゴリの種類によって異なりますのでご注意ください。また、予告なく新しい属性が追加されたり、変更、削除されることもありえます。

この属性リストは一部ですが、一見して選択しやすいものとしづらいものがあります。

例えば、「特徴」に「女性経営者」という属性がありますが、果たしてこの属性がユーザーにとって意味のある情報といえるかはそのビジネスの種類によるのかもしれません。

また、Google マイビジネスで選択できる「属性」は「事実に基づく情報」であるはずなのに、「客層」には「LGBTに人気のホテル」という属性が存在しています。人気があるという情報は果たして主観ではない事実なのか、ちょっと腑に落ちないところですね。

仕組み

属性には、事実に基づく属性（テラス席あり、女性経営者など）と主観的な属性（地元の人に人気があるかどうかなど）の 2 つのタイプがあります。特定の事実に基づく属性は直接編集できます。ただし、主観的な属性は、来店したユーザーの意見によって決まります。

属性の追加、編集 - Google マイビジネス ヘルプ

設定しておきたい「属性」情報

設定できる属性はたくさんありますが、例えば飲食店であれば、以下の属性は設定しておくと、Google マップ上で表示ができるため、ユーザーはとても有益な情報を得ることが可能になります。

バリアフリーの属性

当たり前ですが、毎日の生活に車椅子が必要な方は国や性別や年齢を問わずたくさんいらっしゃいます。その方たちにとって、初めて行く飲食店で車椅子でいけるかどうかという情報はとても重要です。

なので、バリアフリーに対応しているのであれば、積極的に属性を設定していきましょう。

設備の属性

上記のバリアフリー属性に近しいものがありますが、設備の属性も出来る限り設定しておくとユーザーにとっては非常に有益な情報になります。

特に、小さい子供がいる家庭にとっては、行きたいお店に子供用の椅子があるかどうかは非常に重要な点です。禁煙かどうかも同じくらい重要な情報ですね。

サービスオプション

コロナウィルスの影響で自宅外で食事をとることが難しいと感じる消費者にたいしては、気になっている飲食店が宅配やテイクアウトを行なっているかどうかは非常に重要な要素です。

せっかくデリバリーやテイクアウトを提供しているのに、そのような情報がGoogle マイビジネスに掲載しないことはせっかくのお客様を逃してしまいかねません。ぜひ設定をしておきましょう。

お支払い

数年前からキャッシュレス決済が急激に拡大し、様々なお店で利用可能になっているため、普段は紙幣などキャッシュを持ち歩かずスマホやカードのみで生活する人が増えてきました。

そのため、ふと今日のランチはどこで食べようかな、クレジットカードが使えるだろうか、とかんがえながら検索をするユーザーに対して、どういう支払手段が有るのかという情報をGoogle マイビジネスを通して提供することは非常に重要です。

まとめ

属性情報の設定は面倒で意味がないように見られがちですが、ユーザーにとってはその店舗に行くかどうかを決定づける重要な情報の一部だと言えます。

ぜひしっかりとGoogle マイビジネスの管理画面から「属性」の設定を行い、ユーザーに情報を発信していきましょう。